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育児に活かす「子供の痛み」の感じ方【書籍のご紹介】

 

『子供と大人』の痛みの感じ方の違い

 

書籍:とれない「痛み」はない

 

タイトルに興味を持ち、麻酔科の医師が『痛み』に関して触れられていたこともあり、

さらに興味深く読み進めてみました。

 

その中でも私が1番興味を持ったのが、『子供の痛み』の感じ方です。

なんと、子供は6〜7才くらいまで大人の10倍の痛みを感じるそうです。

 

これを読んだ時、子供が4歳の頃を思い出しました。

外で遊んでいた時、すいばり(木などのささくれから発生した小さな『とげ』を指す方言)

指に刺さったようで、「うわぁ~ん、うわぁ~ん」「いたいよーーーーー!」と大泣きしながら帰ってきました。

ピンセットで除去した後はケロっとしていましたが、すいばりでこんなに泣くものかな?と思ったことがあります。

 

しかし、この本を読むと、なぜあんなに痛がったのか身体の仕組みと共に理解ができます。

ぜひ子育て中の保護者の方には、この部分だけでも読んで育児に役立てて頂きたいです。

 

また、この書籍麻酔科医ならではの視点で術後の疼痛コントロール、終末期の痛みのことについても書かれているため、医療従事者の方にも一読して頂きたいです。

 

とれない「痛み」はない

~日本人は「我慢は美徳」とばかりに耐えようとするが、痛みは生活の質を落とすだけでなく、我慢するほどに強まる仕組みになっているから無意味だ。痛みは深刻な病気のサインのこともあるため、放っておくのは禁物である。そこで本書では、痛みが生じるそもそもの仕組みから、部位別の痛みのとり方、薬や病院の選び方、終末期の苦しみのとり除き方まで、痛みに関するあらゆる疑問を解説。痛みや苦しみの恐怖から解放されること間違いなしの一冊。~

 

慢性的な『痛み』で困っている方も、薬の知識が得られるお勧めの書籍です。

 

 

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