お化粧(メイク)のサポートをしています
お化粧(メイク)で気持ちが明るく、前向きに
定期的に高齢者施設に伺い、ご利用者様の見守りをしています。
見守り中はお話をしたり、表情から心身の状態を把握します。
ご利用者様の状態に応じて、全身の保湿、ネイルケア、アロマテラピー、タッチケアなど様々なサポートをしています。
先日はお化粧(メイク)のサポートをしました。
「柔らかくて、気持ちがいい手ねぇ。」
化粧品の色や香り、肌に触れる感覚は五感を刺激し、脳の働きを活性化させます。
また、化粧をする際は手指や腕を適度に動かすため、筋力の維持も期待できます。
そのため、出来るだけご自分でメイクをしていただくようにお声がけします。
乳液をつけるお手伝いすると「まあ〜♪柔らかくて、気持ちがいい手ねぇ。」
「ずっと触っていて欲しいわ。」と喜んでいただきました。
チークはご自分で塗っていただきました。
鏡を見ながら、色見の調整をされています。
お化粧(メイク)だけでなく、ヘアスタイルも整えます。
洋服の色に合わせて、ピンク色のヘアピンを選ばれました。
その後はお茶会に参加しました。
入居者様やスタッフさんから「そのメイク、とっても綺麗よ。」「メイクして来られたのね、素敵よ。」と声をかけていただきました。
ご利用者様は皆様との会話を楽しまれ、嬉しそうに過ごされていました。
生き生きと、笑顔で過ごす時間が増える
お化粧(メイク)をすることは認知症の予防や緩和が期待できるといわれています。
化粧をきっかけに他者とのコミュニケーションが増えたり、人との交流への意欲が高まります。
また身体を動かす機会が増え、身体機能の維持や向上などメリットがたくさんあります。
何より、ご利用者様が生き生きされ、笑顔で過ごす時間が増えると実感しています。
男性のご利用者様はお髭や眉毛の手入れ、保湿、爪やヘアスタイルを整えるお手伝いをして喜んでいただいています。
何歳になっても、お顔を整えた後の『ご自分の鏡を見る表情』はとても素敵です。
前の記事へ
« 広島市内の基幹病院に付き添いをしました