「入院はしたくない…」ご利用者様の付き添いサポート
「入院はしたくない…」ご利用者様の付き添いサポート
仲睦まじく、お二人暮らしをされているご利用者様。
お二人が同時期に体調を崩されたため、通院付き添いサポートさせて頂きました。
「入院したくない…」ほんとうの気持ち
診察室に入り、ご本人に難聴があることを医師に伝えます。
医師は大きな声でゆっくりと病状を説明した後、入院を勧められました。
しかし、聞き取れていなかったようで表情が全く変わず、反応がありません。
医師の説明をかみ砕いてお伝えすると「入院はしたくない…」と言われました。
どのような理由で「入院したくない…」か気持ちをお尋ねしました。
すると、さまざまな気持ちを吐露してくださいました。
その気持ちに対して、医師から丁寧に説明をしていただきました。
しばらく考えられた後、「分かりました、入院します。よろしくお願いします。」
と医師に頭を下げられました。
時間がかかっても、納得し「自分で決定する」こと
不納得な状態で入院した場合、入院生活や治療に支障が出る可能性があります。
ご本人のお気持ちや想いを整理し、病状から入院の必要性を理解できるようにお話しますが、
一番大切なことは「時間がかかっても、納得し自分で決定すること」だと考えています。
今後もお一人おひとりの気持ちを大切にし、主体的に生きることにつながるお手伝いをしていきたいと思います。
次回はご家族様に代わって、入院付き添いサポートの様子をお伝えします。
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