気兼ねなく家で過ごしたい
施設ではなく思い入れのある自宅で、自由に気兼ねなく過ごしたいと願われるご利用者様。
遠距離介護をされているご家族様のサポートをさせていただき、4か月目を迎えました。
暮らしサポートでは『家政婦ナース』として伺うため、バイタルサインをはじめ、顔色や話し方、表情、歩き方を観察したり、食事作り(お好みに近づけるため、味見をしていただいています。実は味見の瞬間が一番ドキドキします!)や快適に過ごしていただけるように洗濯や掃除などの身の回りのサポート、下肢の浮腫がある時はマッサージなど、ご要望に応じて臨機応変に対応しています。
親御様の想いをできるだけ叶えたいと献身的な関わられているご家族様には頭が下がる思いです。私も微力ながら、臨機応変に出来るだけご要望を叶えることができるように、日々関わらせていただいています。
ご利用者様と関係性が出来てきたと感じたある日、一番好きだったことをお尋ねしました。
すると、車の運転が大好きで色々と旅したことや車のことを嬉しそうに話してくださいました。
しかし、年齢を考えて昨年免許返納したことを少しうつむきながら悲しそうに教えてくださいました。
もう一度行ってみたい場所を伺うと、
まる赤じゃがいもやみかんの話では盛り上がると、「そうかぁ、鈴木さんはあの素晴らしい環境で育ったんだね」と優しい笑顔で仰ってくださいました。ご家族様にご本人の想いをお伝えすると、「連れて行ってあげたいね。」と言ってくださいました。
地元の友人に協力してもらい、案内が出来たらいいなぁ♥と考えています。
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